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明日活かす読書

読書メモや記録のためのブログです。

【寸評】どんな本でも大量に読める「速読」の本(宇都出雅巳)

こんにちは。

今日も1冊、読了できましたので、その寸評を書かせていただきます。その前に、「読書メーター」さんに書いたものを引用いたします。

いい本だと思う。目次・まえがき・あとがきを繰り返し読む、見出しを中心に、何度も流し読み(「理解する」ではなくて)をする。この「繰り返す」というのがポイントであると思った。日本の読書界(なんてあるのか?)は、完読主義・理解主義が強すぎる。そのアンチテーゼになっている。残念ながら、目標だった「電子書籍」での上手い読書法というのは書かれていなかった。電子版には、それについてのpdfファイルがダウンロードできるようにはなっている。忘れた頃に、また読みたい。

私もご他聞に漏れず、いわゆる「遅読」派で、新書であっても1週間から10日はかかってしまいます。「遅読」で困るのは、読むのが終わり近くになった時には、最初の頃に何が書かれていたのかがわからなくなってしまうということです。つまり、全体の理解度が大きく損なわれるということ。

なので!

というわけではないのですが、いわゆる「速読本」を買ってみました。

とはいえ、私は「速読」信者ではないのです。むしろ、忌避しているくらいです。なのにこの本を読んでみたのは、その「読書メーター」さんで信頼をおいているユーザさんの評を読んでいるからです。

その手順ですが、まず、

・目次、まえがき、あとがきをくり返して読む(15分くらい)+

・見出しを拾い読みするように全体を「見る」(15分くらい)の計30分程度。

大事だと思ったのは、1回の読みで、全体を「解ろう」とはしないこと。それよりも、何が書かれているかの把握に努めることが大切と解かれて「いると思いました。」

かなりスピードを上げて読んだので、精確な理解は及んでいないと思いますが、それはこの本にもあるように、「再読」に委ねたいと思います。

ところで、やはりというか、残念に思ったのは、「電子書籍」の上手い読み方が記事化されていないことでした。電子版の「附録」として、電子書籍の扱い方についてのpdfがダウンロードできるようになっていて、まだそれはよんでいないのですが、本文を読んだので、一旦「寸評」としてUpした次第です。 

どんな本でも大量に読める「速読」の本 (だいわ文庫)

どんな本でも大量に読める「速読」の本 (だいわ文庫)

 

 

 

 

【寸評】高校生からわかる社会科学の基礎知識(酒井峻一)

おはようございます。

今回ご紹介する本は、人から勧められてごく最近(4/2)読了したものです。これは、将来社会科学系の学部に進むことを志望している学生さんや、既に進学してしまった学生さん、特に、世界史を履修しなかった方々にオススメしたい本です。 

高校生からわかる社会科学の基礎知識

高校生からわかる社会科学の基礎知識

 

今もそうなのかわからないのですが、「社会科=暗記科目」という了解は、相当強く残っているように思われます。

一方で、「学部生で、こんなことも知らないのか」ということを平然とおっしゃる大学の教員さんもいると聞いております(両方とも、推測ないし伝聞ですw)。

私はといえば、大昔に推薦入学で大学の門をくぐった時に、高校までの「社会科」と、大学からの「社会科学」との違いに戸惑ったものでした。特に、近代西欧史が基礎的にでもできていないと、全く興味さえ持てないもの、というのが感想でした。その点で言うと、私はウェーバーの近代化論に興味を持てたので、そこから少し関心を広げることができたのですが。

とまあ、昔の話は置いといて。

この本は、法学、経済学、政治学のアウトラインについて説明しながら、それらを形成していった西欧の「近・現代史」をも解説をしているものです。

例えば、「大陸法」と「英米法」。そういうカテゴリーがあることくらいなら文学部の私にもわかっていたことではありますが、それらの国々の成り立ちから違いを説明してくれています。

また、「法の支配」と「法治主義」が違う言葉であること。身についていないので言及はしませんが、こういうことについても説明がされています。

経済学については、スミスまでと、あと簡単に、マルクスケインズフリードマンについて解説があります。

惜しむらくは、「社会学」についての記述がないこと。これは、社会学内部でさえも「標準」のテキストが作れないほどに定義が分裂しているからなのだと思っています。

必要とあれば、また参照してみたい1冊です。

 

 

【図書館】3冊+1CD

こんばんは。

今日は普段使っている3区の図書館のうち、2区をまわって予約しておいた資料を受け取ってきました。ほぼ1か月ぶりの利用です。届いていたのは、新宿区でCD1点、中野区に図書1点の計2点でしたが、その場で見つけたものを1点ずつ借りたので、都合4点借り受けることになりました。以下、その貸し出してもらったものについてご紹介いたします。

 

【新宿区】 

五嶋みどり/バッハ『無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ』全曲

Bach, J.S.: Partitas & Sonatas

Bach, J.S.: Partitas & Sonatas

 

これはずいぶん待ちましたねえ。発売されてすぐに予約してから、1年は待ったのではないでしょうか。五嶋みどりさんのバッハ『無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ』全曲の2枚組です

五嶋さんほどのキャリアがあれば、もっと早くに収録をしていてもおかしくはないのですが、「時」が満ちるのを待ったんでしょうね。

この曲自体はあまり聴くものではないのですが、聴くのを楽しみにしています。

 

池上彰超訳 日本国憲法

借り受けるカウンターに列ができてしまったので、その間に棚をぼぉっと眺めていて見つけたのがこれでした。池上さんは、憲法についてのご著作をほかにも書いていらしゃいますが、この本は、その「法律くささ」を脱臭して書かれたものと推察しています。

 

超訳 日本国憲法 (新潮新書)

超訳 日本国憲法 (新潮新書)

 

返さないといけないので、たぶんこの本を優先して読むことになると思います。

 

【中野区】

片山杜秀/大学入試問題で読み解く「超」世界史・日本史  

この本も予約を入れてから、ずいぶんと待ちました。人気があるんですね。貸し出しの延長ができるかなと思って確認したら、案の定次の予約が入っていました。

著者の片山さん、Eテレのクラシック番組で度々お見かけしたことがあったので、てっきり音楽学者さんなのかと思いきや、実は思想史の方のようです。現在、ベストセラーとなっているものがありますね。

ああ、返さないといけないことを考えると、池上本よりもこちらを先に読まないといけないのかw

 

・C・ライト・ミルズ/社会学的想像力

社会学的想像力 (ちくま学芸文庫)

社会学的想像力 (ちくま学芸文庫)

 

これも「新着」の棚をぼぉっと眺めていて見つけたものです。

これは、社会学の古典中の古典。学部生の時には、高くて買えないのと不勉強なのがたたってついに読むことができずじまいだったのですが、そういう因縁があるだけに、ちょっと中身をチェックして、自分一人ででも読了できそうなものであるなら、購入してもいいかなあと思っています。

 

以上、4/4に図書館で借りてきた資料のご紹介でした。BGMには、ムラヴィンスキー指揮のショスタコーヴィチを使いました。

 

 

 

 

【ごあいさつ】再スタートにあたって

おはようございます。

当ブログですが、編集方針を「読書」ネタに絞ることにいたしました。今までですと、

・病気ネタ

・音楽ネタ

なども大きな柱(というほど数は書いていませんが)だったのですが、もう少し生活の中心部分に読書を近づけたいと思っての変更だとご理解ください。

なので、「読書」ネタ以外のエントリーは削除いたしました。これからは、実際に読んで思ったこと、読書について思うことなどを中心に書いてまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。

【読書メーターまとめ】3月度まとめ

3月の読書メーター読んだ本の数:6読んだページ数:1624ナイス数:386思考の整理学 (ちくま文庫)思考の整理学 (ちくま文庫)感想「グライダーしか操縦できないパイロットを養成」あたりで、もう拒絶反応。お酒を召し上がる方らしく、その例えが頻出していましたが、私には何が何やら。読了日:03月04日 著者:外山 滋比古
幸福の哲学 アドラー×古代ギリシアの智恵 (講談社現代新書)幸福の哲学 アドラー×古代ギリシアの智恵 (講談社現代新書)感想アドラーをメインにして、ギリシア哲学をまぶした感じ。「わかりやすさ」という点では、「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」だろう。「幸運」と「幸福」は、似て違うものなんだな。読了日:03月13日 著者:岸見 一郎
蜜蜂と遠雷蜜蜂と遠雷感想この作品の最大のライバルは、『ピアノの森』なのではないかなあと思った。神がかったカイよりは、地に足が着いた4人の今後に期待したいと思います。映像化反対!読了日:03月13日 著者:恩田 陸
自分はバカかもしれないと思ったときに読む本 (河出文庫)自分はバカかもしれないと思ったときに読む本 (河出文庫)感想「お前はバカだ」という評価を強要してくる現代社会をスマートに泳ぐための本。ただ、私の年齢では遅すぎたの感あり(元シリーズは、「14歳の世渡り術」シリーズ所収)なんだが、読み返してみたい本です。読了日:03月21日 著者:竹内 薫
生きる哲学 (文春新書)生きる哲学 (文春新書)感想長い中断を挟んでの読了。若松さんを最初に知ったのは、Eテレの「100分de名著・苦海浄土」の回を見て。その後たまたま1冊読む機会があった。やはり、この本もすごかった。「生きる」から分別されない14の動詞について、それが立ち上がってくる「さま」を、14+αの「賢人」の言葉(=生き方)と共に贈られたもの。一度ではわからないだろうから、もう1回以上は読まないといかん感じです。読了日:03月22日 著者:若松 英輔
すべての疲労は脳が原因 (集英社新書 829I)すべての疲労は脳が原因 (集英社新書 829I)感想「疲労」とは、その部位の筋肉の疲れということではなくて、それらを司る「自律神経系」の疲労であるというのに目うろこ。穏やかに眠りにつき、穏やかに起きるというのが、疲労回復の基本であることは、予想通りだった。意外だったのが「いびき」と疲労との関係。いびきをかいている人は、自律神経系統が休まっておらず、睡眠が十分な疲労回復につながらないという。それにしても、読んでいる片っ端から内容を忘れて言っているということに恐怖w読了日:03月28日 著者:梶本 修身
読書メーター

【寸評】自分はバカかもしれないとしれないと思った時に読む本(竹内薫)

こんばんは。いや、「おはようございます」??

昨日(3/21)、数日かけて表記の『自分はバカかもしれないと思った時に読む本』を読了しました。この本、実は元々は「14歳の世渡り術」というシリーズの1冊として出ているので、今さら読んでも「手遅れ」感が強いのですが、面白く読めました。また読んでみたいなあとも思わせてくれました。 

 

この本には直接書いてあったことではありませんが、この日本という社会は、人にネガティブなレッテルを貼ることを好むようです。著者は、家庭教師時代の経験から、そうした「周りからの評価」に抱きかかえられてはならないと言っていたと思います。

さて、私がこの本を手にした理由をお伝えしておきましょう。それは、私は「最近(というより、もともと?)バカになった」のではないかと思ってきたからです。Amazonで何気なく検索してみたら、面白そうだったので、買うことにしました。

私は中高に入った頃から週に1冊程度の読書を心がけてはいましたが、最近は体力も脳力も追いつかずに、読んだ本が身につきません。「バカになったのだろう」というのはそういうことです。もちろん、「加齢」ということは考慮した上でのことです。

しかも、読んでいるのは「新書」と呼ばれる概説書・入門書の類いです。だんだんと「残念」な人になっていくのかと思うと悲しくなりますw

さて、今回読んで、良かったなと思える点は、

・努力と成果は「正比例」しない、

・「いつでもできる(=始められる)」と思っている人は、決して始められない、

の2点(さしあたって、今は2点)。この2つは関連しているので、まとめて説明してしまいましょう。

まず、「努力」が「成果」として報われるのは、正比例のグラフに書けるような単純な直線、つまりは「努力」をドカンとすれば、「成果」もドカンと出てくる。これはまちがいだということです。むしろ、細々とした努力が、ある日ドカンとして成果として現れる。

そのためにも、「準備」は早くから、執念深く行うことが大切だと言われていました。(準備を)始めれば成果を出せると言っている人は、普段何もしていないので、こうした「成果」とは、残念ながら無縁だということが書かれています。

私の咀嚼力ではこの程度なので、「バカ」をこじらせたくないと気になった方は、是非本文に当たってみてください。

 

【ごあいさつ】ブログ、懲りずにまた始めます。

こんにちは。

以前にもブログはやっていたことがあるんですが、ちょっとしたことがあって、一時更新を停止していました。諸々、SNSも止めていたんですが、このたび「はてな」さんで復活させようと思い立ちました。

とりあえず、今回はそのご挨拶だけでもと思って書き込んでみました。どうぞよろしくお願いいたします。